柳ジョージのライブを観ながら、書いている。 柳ジョージも愛したギターはフェンダーだったんだななんて思いながら・・・。 今の俺(古い昭和歌謡をロックビートにカッコよくのせたい)には憧れのレスポールより、フェンダーのストラトトキャスターが合っていると気づいたんだ。 その日俺は憧れのレスポールにさよならをした。 そこまで四本のギターを変遷(初めて手にした中国製の安いギターはよく弾いたけど、次のレスポール、エピフォンは鳴らしたくらいでほとんど弾いてない)して、結局五本目で、言うならば総額 18 万かけて、フェンダーに辿り着いたってわけなんだ。音自体と響きやキレが違う。たぶん、弦を張るブリッジの構造のせいだと思うんだけど、レスポールは特にストロークして弾いた感じが硬く感じるんだ。それとネックを握った感じも硬い。そして、エピフォンのモデルだとストロークリズムのキレが悪いし、 締まりがなく、音も狙った音が出てこない。 最初に手にした安物のギター(でも俺はこのギターこそ思い入れは深いし、感謝している大事なギターなんだ。だから安物であっても最初に弾くギターは大事だよ。そのギターに影響されるって意味で)は、今わかったんだけど、フェンダーの廉価版のモデルだったんだ。そのギターで今まで練習して、やっと編み出してきた音やスタイルや奏法がストラトキャスターだとそのまま生きるってことになるかな(ようするに練習してきたギターと同じ構造ということだからかもしれない)。 音は少し上質の音になって。 俺もブルースフレーズかなんかをバリバリ弾きたくなったとしたらそのときは、 レスポールを弾きたくなることもあるかもしれないけど。今は弾きたいとは思わない。 10 年先はわからないけど。 それになんだろう? 俺はピックじゃなくて、素手で弾いているだろう。 フェンダーのベースってのは、いまはピックで弾くやつも多いと思うけど、 やっぱ素手で弾いてきただろう。 たまに音を合わせてもらうベースのHさんも素手で弾いてるし。 だから、 フェンダーは、構造も、素手で弾くのにも適しているというか、優しいんじゃないかな。そんな気がする。 ...