会津を去る日、叔父に「また、すぐ来るよ。」と言って別れたが、すぐまた来る予感がしたし、会津磐梯山はよくよく眺めて、満足したが、安達太良山を見たいという気持ちと、今、福島県立美術館で若冲をやっているので、叔父と叔母をそこに連れて行きたいという気持ちがあったからだ。
「あどけない話」高村光太郎智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あだたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
・・・・・
(『智恵子抄』より)



安達太良山は、雪解けを待ち遠しく、待ちに待って訪れた登山者の場所だった。スキーをすれば、急な斜面を見せて、登山者たちをニッコリと向かい入れるように静かに佇んでいた。そして、俺は今回の福島Tripで、なんと幸運にも、今年、二度目の桜の開花をみることになった。
(^^)/R. Thank you !




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