スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

10月, 2019の投稿を表示しています

『ボヘミアン・ラプソディー』論 - 日本語訳とその解釈の試み - 、更に『Made in Heaven』へ

Bohemian   Rhapsody ボヘミア的、つまり自由奔放かつ芸術的な狂詩曲、もしくは熱弁で熱狂的な詩楽曲   Is this the real life これは、現実世界なのか Is this just fantasy これは、ただの幻想なのか Caught in a landside 地滑りに巻き込まれたような No escape from reality 現実から逃げようとせず Open your eyes 両目をしっかりとあけて Look up sky and see 空を見上げよう I’m just a poor boy,I need no sympathy 僕は不幸な少年だけど、同情なんていらない Because I’m easy come,easy go なぜなら、僕は気楽に ( 容易に ) 行ったり来たりして、移り変わる A little high, little low ほとんどいい時も無ければ、わるい時も無い Anyway the wind blows,doesn’t really matter to me,to me とにかく風は吹くし、それは僕にとってはどうでもいいことだ   Mama,just killed a man ママ、今、人を殺してしまった Put a gun against his head 銃口をそいつの頭に向けて Pulled my trigger ,now he’s dead 引き金を引いて、そいつを殺したんだ Mama,life had just begun, 人生が始まったばかりなのに But now I’ve gone and thrown it all away でも今、愚かにもそれをみんな投げ捨ててしまった Mama, oooo, ママ、ウウウウ~ Didn’t mean to make you cry ママを泣かせるつもりはなかったんだ ( どうか、泣かないでおくれよ ) If I’m not back again this time tomorrow ...

桜山の早咲きの冬桜一輪をあなたに・・・

  (^^)/ R. For you !

龍勢

 以前から興味は持っていたので、龍勢のことは知っていたが、詳しいことは知らなかった。ある日、墓参りを終えてから、長瀞に出て、更に皆野、小鹿野、そして吉田町の龍勢会館に立ち寄った。二つの疑問があったからだ。どうしてまたなんのためにうちあげるのか。そして、いつごろから始まったことなのか。会館に入ると、実物が展示してあり、龍勢の制作過程が詳しく説明されている。要するに、龍勢は俺がガキの頃、よく友と挙げて飛ばしたロケット花火の超大型版である。松木を二つに割り、くり抜いて竹の箍をかけて火薬筒とし、その中に火薬を詰めそれを大きく育った竹に括り付けて発射台から飛ばす。『煙火』という。班を作りそのグループごとに特徴を持った龍勢を制作する。地元の椋神社の神に奉納するために打ち上げる。江戸時代末期ころから始まった。          今年は、10月13日が龍勢祭りだった。俺は関東に迫りくる台風の風雨のもと、その被害を気にしながら、夏のことを思い出し、『桜島』の紀行文を書いていた。その翌日である。おそらく、台風のあと、中止されるだろうと思っていた。朝、サイトで調べると、本日龍勢祭り開催しますと書いてある。同僚の K に電話すると、「台風一過で今日は龍勢日和だよ。」と言った。やるのかっ!と驚きだった。 K と仮設の中学校の駐車場で待ち合わせて、龍勢祭りに参加した。ちょっとワクワクするような気分があった。確かに台風一過の今日の空は晴れわたり、雲が広い空を流れる。会場はそこそこの賑わいで、長閑でのんびりとしたいい雰囲気である。椋神社にお参りをして、みんなが見つめそして見上げる空のもとに立つ。その日は、30団体が参加し、15分ごとに一発、龍勢を打ち上げる。奉納者が長々と口上を述べた後、「奉納!」で龍勢が打ち上げられる。カウントダウンは無い。         地上の龍は   見事に   天 に   舞い上り   雲の中に   消えた。         ...

続々々聖観音の日

 今日はめでたい即位礼正殿の儀でお休み。お休みだが、朝から雨が降っている。以前から同僚の M と T と観音堂に行こうと決めていた日で、どうしようかなということになったが、いっそ雨の観音堂に行こう!というと、 M も T も同意してくれた。観音堂の山門付近で待ち合わせして、三人それぞれの車で合流した。 T に会って「あいにくの雨だね。」と俺は言った。しかし、一時また強く降り出した雨も、見学の段になると小降りになっていた。農業センターに連絡をして、見学させて頂くことにする。          なんでこのタイトルが「続々続」になっているかというとですね。ブログでみなさん覚えているかな?今年の当初の浅草の観音様に始まって、春の会津のさざえ堂、そして今回の児玉の百体観音堂と観音繋がりなんだ。前回、ひとりで下見をして、今回三人できて、お堂の中の観音様を拝見させて頂くというのが目的。実は二人は既に一度来ていて、もう観音様は見ているので、優しい二人は俺につき合ってくれたんだな。本当にありがとう。実は前回ひとり夕刻に来たとき、本当に百体の観音様があるんだろうか?という疑問をもった。なんたって百体だよ。それが、あの建物の中に本当に納められているのかなぁ?という単純な疑問である。好奇心と期待で観音堂の中に入ると、観音様が一体づつ整然と収められている。「 M 。本当に百体あるのかなぁ。」「う~む。だって、上にもあるから。」観音堂は三階建てになっていて、正面には観音は納めてなく、一階に三つの回廊があって回廊ごとに、約 10 体で、ひとつのフロアに約 30 数体の観音様がいて、×3で百体ということになる。確かに百体の観音様がいました。それは感動だった。それにさきほどは、 T にあいにくの雨というようなことを言ったけれども、雨ゆえに静かにゆっくりと観音様を拝むことができたのである。一体一体の観音の像は一度、各地域の寺に納められたであろう像が改めてこの観音堂に運ばれて納められたということだと思う。俺は全く飽きるこなく、百体の観音様を有難く拝ませて頂きました。          外に出ると、雨はもう止んでいた。俺は三人で来られて、本当にいい...

桜島 Ⅵ :追記 - 熊本~京都~沼津編 -

 桜島に別れを告げた後、九州で一軒立ち寄りたい店があった。それは、豚骨ラーメンの草分け、桂花拉麺の本店である。熊本にある。実は、最近、東京に仕事で行った際、新宿で 10 数年ぶりに懐かしの桂花ラーメンを食べたのだが、味が違っていると思ったからだ。こういう味じゃなかったなぁと思ったが、随分年月が経っているので、自分がその味を忘れているのかもしれないと思い、まっ、いいかということになっていたのだ。しかし、今回、鹿児島に行く際、帰りに熊本の本店に寄ってみようと思っていたのである。  熊本の街を走るのは初めてだったが、特に強い印象はない、どこにでもある市街地のような、もし熊本城が見えたなら、違う印象を持っていたかもしれない。桂花ラーメンの本店は市街地の賑やかな路地にあった。ターローメンのチケットを買い、カウンターに座る。店はそこそこ混んでいる。ラーメンが出されて、香りを感じ、スープを飲む。もう一杯スープを飲む。この匂いとこのスープの味だよ。桂花ラーメンは。スープはまろやかでコクがあり、どこかミルキー、とろける豚肉が、硬めの麺にからんで食感がいい。桂花ラーメン熊本本店には昔のままの味がありました。      行きは、中間地点の岡山にただ宿泊したが、帰りも同じでは芸がないなと思い、京都、東寺の近くで一泊して休むことにした。勿論、翌日、東寺を観ようと思って。上野で見た空海の立体曼荼羅を東寺にあるままで観たいと思ったからだ。行きは、桜島上陸という遠っ走りの大きなミッションをクリアするという欲求と興奮と緊張感があったせいか、長い走りも全く眠くならなかったのだが、帰路の九州道と山陽道は、もう走り出しから睡魔に襲われて、困ったというより、恐ろしかった。コクっと寝てしまえば、高速道路なので大きな事故になる。対策は、少しでも眠気を感じたらすぐにサービスエリアに入って休む。シートを倒して少し仮眠する ( 眠れないが ) 。トイレ休憩、珈琲を飲む。そして、眠気が去るまでは車を出さない。どこのサービスエリアだったか、エスプレッソのトリプル!という手段に出たこともある。エスプレッソのシェイクにダブルのエスプレッソ珈琲でトリプルである。  初めて訪れた東寺は金堂と講堂だけを見た。写真は一切撮らなかった。なぜかというとカメラのバッ...