浅草寺は警官が出て
新年の参拝の列を規制していた
その賑わいは例年の如し。
自然混雑で流れに乗って参拝するというのが
自分の記憶にはあるのだけれども
近年、或いは正月三が日はこうなのだろう。
この初詣を再開した昨年は
正月を避けていたので
この正月の混雑に気が付かなかったんだな。
賽銭箱に辿り着くまで
約50~60分
でも
古いお札を返して
お参りして
新しいお札を頂いて
なんだか
気持ちが落ち着いて
ホッとしたよ。
それは
新年の一つの慶び
なのかな。
湯島天満宮も
斯くの如し
浅草寺、湯島天満宮の
初詣は
大学時代からの
俺の
行事なんだ。
いつもならここで
カフェや喫茶店を探して
一服するところだけど
本当に久しぶりに
駿河台、神保町、小川町あたりを
歩いてみたくなったんだ。
残念ながら
カレーを食べようと思っていた
共栄堂はお休み
でももとの場所にあったんだ。
Hilltopもレモンも
あったよ。
放課後よく歩いた古本屋街に
研究書を読み漁って
買い漁った
八木書店も残っていた。
NARUは駅の交差点にはもうない
名曲喫茶の丘もない
ポニーもない
たぶん
さぼーるも
ないんじゃないかな。
学生街はビルが増え
当時で言う近未来的学生街
に
変貌したということだ。
近未来的なこのタワーがたっている場所に
かつて
古いけれども威厳のある旧校舎があった。
その威厳というのは
文学的に言うとするならば
近代
そして
近代から現代に至る
アカデミズムの象徴であったのだろう。
その地下に
当時、部員数約100名の
我らが文学研究会の
部室があったんだ。
R.
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